일본 돗토리현 연수를 마치고 귀국하여 강원도민일보에 보냈던 기고문입니다.
日本語の訳文は下または添付ファイルをご覧ください。
崔 炯 奎 氏
~ 1993年度とっとりふるさと大使 韓国出身 研修員 ~
江原道民日報 1994年4月13日
<約束時間を厳守する日本人> - 日本国鳥取県派遣研修記 -
鳥取県は日本列島の南西部に位置した人口61万人の小さな地域である。
人口規模や面積においては、江原道の1/3にも達しない小さな県だが、日本海に面しており、ソラクサン(雪嶽山)とほぼ同じ高さの大山があるなど、我が江原道と多くの面で似通っており、とても美しく住みやすい地域である。
我が江原道は1993年2月から鳥取県と友好関係を結んでおり、私は職員交流研修計画により鳥取県庁で地方行政研修を受けた。
研修期間中は鳥取県職員と机を並べ行政実務を学び、時には現場に出て地域住民たちと直接話し合うことで日本の農村の実情を肌で感じることができた。
1993年11月、江原高等学校を始めとする我が国5校の生徒20名及び引率教員と共に、鳥取県立商業高等学校を訪問した時の話である。
昼食後の午後1時に鳥取県立商業高等学校へ訪問することになっていたが、学校前に着いたのが予定より5分早い12時55分。案内を担当していた県職員が「定刻の13時に学校に入らなければいけない。」とわざわざ13時に合わせて校門前にバスが着くようにした経験をした。
これは、一つの例に過ぎないが、私が日本人と共に生活をして一番印象深く感じたことは、日本人は度が過ぎるほど約束の時間をきっちり守り、またそのような雰囲気が社会全体に広がっているということだ。
また、鳥取市内には県立図書館があり、館内には環日本海コーナーが設置され、日本海を囲む韓国、中国、ロシアに関する資料が備えてあり、専門分野のコーナーとしては日本一の所蔵刊数を誇るほど日本海対岸諸国に関する思慮が展示されているので、利用者も年々増えているそうだ。
特に、韓国に関する資料は政治、経済、社会、文化など各分野にわたり日本語版とハングル版がそろえてあり、県民の韓国研究への意気込みも非常に感じられた。
また、一般資料とは別に大切に保管されている一つの掛け軸が目に入ってきた。
その掛け軸は今から約175年前、江原道平海から出航した商船が鳥取県の沿岸に漂着した時、地元の人々が乗組員を保護し帰国できるように助けたという記録と共に、船長のアン・イギが書いた感謝の文と乗組員12名の肖像画が詳細に描いてある歴史史料であった。
鳥取県は1994年の国際交流事業として、その船が漂着した地域に記念碑を建て、また、韓国に住んでいるはずの乗組員12名の子孫を捜して、鳥取県民と175年を経た交流を計画するなど力を入れている。
私はこのことを通じて、管理の徹底した全資料の記録を元に研究し発展させようとする日本人の努力を知った。
また、鳥取県中部には大栄町(現:北栄町)という農村地域があるが、この地域のスイカは甘くて美味しいことから日本国内からも評価を得ている。
日本の農村も韓国と同様、人口の減少と高齢化が進み、凶作による経済的な圧迫も見られるが、この町では1994年7月にスイカ祭りを開催する計画があり、開催期間に展示するため、世界各国のスイカの種をビニールハウスで早春から栽培し始めている。
祭りの名称も「世界スイカサミット」という独特な名前で、日本国内と世界各国から関係者を招待し、この町のスイカを大々的に広報する予定だという。
日本での8ヶ月という短い滞在期間に現地を見て感じたことは、時間を厳守する日本人、記録の管理、読書から研究するという姿勢が身についており、たいしたことでもないようなことに関して独特な意味を与えて価値のある存在として作り上げることなどが、先進国として日本が発展した礎だと考えられる。
韓国と日本は過去の暗い歴史により、近い距離にあるにも関わらず心は遠く感じられてきたのが事実であろう。
しかし、これから両国はお互いの利益と共存のためにも、過去にこだわらず、明るい新たな歴史を作って行く時期におかれていると考えられる。
今回の職員交流研修をきっかけに、韓日両国間の理解が深まり、また江原道と鳥取県の友好交流がますます強まることを望んでいる。
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